「“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)」


2chラノベ大賞下半期では、このシリーズの第3巻が大賞に選ばれていましが、
まだ読んだこと無かったので第1巻を読んでみました。


感想。
遠子先輩かわいいよ遠子先輩。(;´Д`)ハァハァ
本をむしゃむしゃする遠子先輩。(;´Д`)ハァハァ
ペッタンな遠子先輩。(;´Д`)ハァハァ
ダメ人間でごめんなさい。生まれてきてごめんなさい。


 正直言うと、期待していたほど傑作だとは思わなかったけど、ただ決してツマらなくはないです。
途中で飽きることなく一気に読んだし。これがツマラナイ作品だと例えラノベでも、途中で飽きる。
 人間の内面というか、自分が人と違うことに悩み苦しむキャラが出てきたり、途中で展開が
ミステリーっぽくなったりと、ライトノベルとしてはちょっと異質な感じですが、こういう作品も
ありだな。一気に読まずにもう少し、このキャラはこの手記はどういう気持ちで書いたのかを想像しつつ読むと、もっと味わい深いのかも知れない。


 あと、この作品を読んでいて思ったのは、作品内出てきた文学作品をちょっと読んでみたくなる
ということでしょうか。長門有希の100冊じゃないですが、作品内で薦められた作品って、
ちょっと気になる。ひょっとすると、そういった作品を読んでいると実はもっと楽しめたのかもし
れない。


 2巻、3巻はまだ買ってないのですが、とりあえず気になる作品なので、早急に買って読むことにしよう。