「世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫)」

 小さい頃、ヒーローや正義の味方に憧れたことがある男性は多いかも知れない。現実を知らない子供ゆえの無邪気な発想。
 ここに文字通り正義の味方になれるだけの力を持つ家族がいる。本人が望むと望まないとに関わらず、世界の危機、地球の危機に巻き込まれてしまう。
 これは一般の人間として日常生活を送りながら、一方で世界の危機を救うために活躍する、ある家族の壮大の物語である。。。ごめん嘘です。
そんな大それた話しじゃないです。
 
 話しの展開というか構成に若干?な部分もありましたが、基本的に面白く読めました。
 キャラクターのセリフによる軽快なやりとりとか、テンポ良くサクサク読めます。本当にライトノベルらしいライトノベルです。極端に大泣きするような展開とか、怒濤の展開とはありませんが、結構自分のツボに入った。
 デビュー作ということで若干甘めな評価かも知れませんが、2巻目以降への期待も込めて。

評価:4点(5点満点)

世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫)

世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫)