「えむえむっ!2 (MF文庫J)」

 主人公の砂戸太郎は変態(ry


 2週間ほど前に読んだ1巻の続編です。
 帯には「MM!文庫Jアワード 笑えるライトノベル部門 第1位」*1書かれていますが、確かに帯に偽りなしです。終始大変面白く読むことが出来ました。

 今回は、主人公の砂戸太郎のマゾっぷりが、1巻に比べておとなしかったせいか、結構スッキリした印象を持ちました。その代わりにサブキャラクターとかヒロインとか、そちらの方にスポットが当たるようになり、バランスが良かった。3巻以降もこのバランスで行ってくれると非常に楽しく読めます。

 さて、今回読んで自分が気になった箇所は、主人公がマゾ男のくせに、どういうわけかいろんな娘と、フラグ立たせまくりなのですが。これは一体どういうことでしょう。
 母親、姉、先輩、同級生、親友(♂)。なんですかこのモテっぷりは。マゾのくせに!変態のくせに!!チキショー!!!

評価:4.5点(5点満点)

えむえむっ!2 (MF文庫J)

えむえむっ!2 (MF文庫J)

*1:「MM!文庫Jアワード」は「えむえむっ!」に関わる人たちの脳内にのみ存在するあくまでも架空の賞です、と帯の下に書いてあります